11月18日(金)、午後7時30分より、中川公民館で「障がいのある人とのふれあいと人権」をテーマに、人権教育地区懇談会が開かれました。
一日中、降ったりやんだりで、夕刻にはやんでいたので、このまま上がるのかと淡い期待をしていました。・・・が、また夜には皆さんの出足をそぐような冷たい雨になりました。
そんな中にもかかわらず、22名もの皆様がお集まりくださいました。
DVD「今日もよか天気たい」を観賞後、矢掛町人権教育推進協議会会長で人権擁護委員の多賀長三先生のお話を伺いました。
障がいの有無に関わらず、社会の一員として互いに尊重し、支えあいながら、地域の中で共に生活する社会の実現を目指すノーマライゼーションの考え方が次第に定着してきました。様々なバリアをいろいろな工夫や周囲の人の協力によって減らしたり、取り除いたりすることをバリアフリーといいます。
障がいのある人にとってのバリアとして、
・物のバリア・・・・・建物の段差 など
・情報のバリア・・・必要な情報が伝わらない
・心のバリア・・・・・無理解から生まれる発言や行動 など、いろいろなバリアがあります。
目に見える「物や情報のバリア」を取り除くことはある程度容易なことでしょう。しかし、「心のバリア」は、見えないだけに難しいのかもしれません。
普段から私たち一人ひとりが障がいのある人への理解を深め、思いやりの心で自分から進んで行動することが「心のバリアフリー」につながっていくのだと、再認識しました。
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