研修先は、お隣の笠岡市陶山公民館です。役員研修といえば、今までは高速道路を東へ北へ・・・なのに、どうしてお隣?
きっかけは、昨年高梁市で行われた研修会での「陶山公民館」の発表で、中学生も公民館活動に参加されていることをお聞きした館長が是非もっとお話を伺いたいと、お願いをしました。
公民館の運営委員、専門部役員、そして職員の17名でお伺いしました。
9時30分からの研修をお願いしていましたので、8時30分に集まって・・・ぼちぼち行けば・・・と、思っていたのですが、いつもの中川時間で、8時30分、バスの到着を待って乗り込むことになりました。
平日の出勤時間と重なる時間帯なのに、備南街道は通る車も少なく、すいすいと・・・陶山神社とありましたと公民館へお電話を入れて驚かせてしまいました。まだ、9時なのに。
でも、館長さんのにこやかなお出迎えを受けて緊張も和らぎました。
素敵な記念樹がありました。昨年、陶山公民館が岡山県で初めて優良公民館として文部科学大臣から表彰された記念にと植えられたそうです。
公民館の2階に上がる階段の壁面いっぱいに子供向けの図書や写真が・・・アットホームな懐かしい気分に浸りました。
いよいよ研修です。
最初に、気になる表彰状を見せていただきました。
1.各事業に計画段階から地域住民が参画するとともに、福祉施設との交流も活発で、公民館を核とした共生社会の実現に積極的に取り組んでいる。
2.子どもたちの居場所づくりの支援事業・・・約20年にわたり、地域の子どもたちの居場所として土曜日開催の「土曜チャレンジクラブ」や地域の子どもたちが大人たちと共に企画や運営に携わる「陶山地区ふれあいまちづくり納涼祭」等の次代の地域の担い手である子どもたちを中心とした事業を数多く展開し、公民館活動を通じ、地域での子どもたちの居場所づくりと地域で子どもを育む環境づくりに取り組んでいる。
以上の2点から、岡山県で初めて表彰されました。
中川公民館では、小学生の間はよく公民館活動に参加していた児童が、中学生になると勉強や部活動中心になって公民館から足が遠のくという現状があり、そこを何とか打破したいという思いから陶山公民館での具体的な取り組みを教えていただこうと思いました。
陶山公民館の要覧を用意してくださっての説明。また、活動の様子を映したDVDを見せていただいたりして地域を挙げて取り組んでおられることがよくわかりました。参考にさせていただけることがとても多く、実りの多いいい研修をさせていただきました。館長さん、主事さん、本当にありがとうございました。
館長さんは、館長歴4年目だそうですが、公民館との関わりは子供さんが幼稚園の時のPTAから始まったそうで、主事さんは主事歴15年・・・お二方共に素晴らしいの一言。魅力あふれるお人柄でした。
玄関に飾られた手作りのカエルグッズの色々。とっても可愛くて素敵でした。折り紙の「カエルの合唱」を一つお土産にいただきました^^
今回の研修では急きょ、ケーブルテレビの笠岡放送さんの取材が入りました。いつもは矢掛放送さんに公民館活動での取材をお願いしている方なので、取材されるのは初めて・・・。でも、研修にはちっとも差支えのないように気を使ってくださったようで、笠岡放送さんがおられることも忘れてしまうほどでした。
陶山公民館を後にして、昼食と町並みの散策に鞆の浦へ足を伸ばしました。
町の風景に溶け込んでいるような・・・ |
店先に置かれた竹の花壇 |
鞆の浦の交番所 |
平成のいろは丸 |
鞆の浦を後にして、次の研修先、笠岡市の岡山県西部衛星施設組合リサイクルプラザに向かいました。
このガラス細工の体験も勧められたのですが、今回は時間がなくて断念しました。
お部屋でのお話とビデオでの研修を受け、実際の現場の様子を窓越しに見て、映像での説明を受けました。
6月24日(日)に開催する「布ぞうりづくり」の講師、市川先生の作品が飾られていました。今年2月の「古布でおひな様」でお世話になった青江先生の「六地蔵」もありました。
一日中、汗ばむほどのお天気に恵まれ、とても楽しく有意義な研修を受けることが出来ました。
「ローマは一日にしてならず」と実感させられました。弛みのない着実な一歩一歩の積み重ね・・・頑張りましょう!
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