昨年、苔玉作りの講習会をしてほしいとの声があり、苔が美しく成長する、この季節を待って実現しました。
苔玉って・・・? 植物の根を用土で包んで球状にしたものに苔を貼り、糸で留めているもの 。 見た目がとてもかわいらしく、おしゃれでインテリアとして人気があります。
その、人気の苔玉とあって、締め切り日を過ぎてもぽつぽつとお申し込みがあり、とうとう講習会前日の夜にも材料を増やしてもらえないでしょうか?・・・と、先生にお電話をするまでになりました。スゴイ! こんなことは初めてです。
今回の講師は、日本ナチュラルアート協会会長の田中靖子先生です。苔玉に相応しく、とってもおしゃれな雰囲気の漂う先生です。
最初に苔玉にする お花を選びました。可愛い白い花が咲いているものと、葉っぱがくねくねと四方に向かって伸びているもの(い草の仲間だとか)。
どっちにしようかな?・・・選ぶのも真剣です。
早速、植物の根を包む土つくりから・・・。
先生のお話では、この土づくりが力のいる大変な作業とのことで、お団子を作る時の要領で30分ほどこねないといけないそうですが、今日はそんなに時間をかけられないので、皆で交代しながら頑張りましょう・・・と。
出来上がった土でお花の根をくるんで、その上に苔を張り付けて、出来上がりがまぁ~るく球形になるように糸をぐるぐる巻きつけて出来上がり♪
※今回は、透明なテグスを使いましたが、本来は黒糸がいいそうです。自然に朽ちてしまうし、その頃には苔も根付いて剥がれ落ちる心配もないのでしょう。
さて、さて、土つくりに30分はかからないにしても、15分?・・・20分? 写真を撮りに戻ったら・・・アレ、アレ・・・嬉しそうな皆さんのお顔♪
作ったときは、中までしっかり水をあげて、後は受け皿に1cmほど水を張って苔玉を置いておくだけで大丈夫だそうです。それ以上だと、根腐れを起こすし、霧吹きで水をあげるだけでは乾燥して枯らす原因になるとか。
皆さん、後の管理をよろしくね。 頑張りましょう。
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