講師は、岡山弁なら、この方! 岡山弁協会の会長 青山 融先生です。
最近、岡山県のCMで、「もんげー 岡山」などと使われていますが、矢掛町の人は「そんなことは言わない」と、??のようです。「ぼっけー」ならよくわかるかもしれません。 「もんげー」も岡山の一部で使われている言葉で、このように一部の地域だけで通じる言葉を「方言」といいます。
方言に対して、全国共通の教科書を使って学校で習った言葉を「共通語」と言い、日本全国どこででも通用する言葉です。
方言には、その地域で育まれた歴史と温かみがあります。でも、現状のままでは、だんだんと使われなくなり、忘れられてしまうかも知れません。
幸いにも中川の子どもたちは、三世代同居の割合が高く、「こんな言葉を聞いたこと、ある?」と、問いかけると、「おじいさん、おばあさんが使っていた・・・聞いたことがある・・・」と、返ってきます。
これから後半のめだかの楽校では、児童によるお家のおじいさん、おばあさん、そして、ご近所さんへの「岡山弁の聞き取り調査」を行います。「こんな時は、こんな言葉を使うんじゃ。」とか、話の合間に共通語とはちょっと違う話言葉が出てくるかもしれません。
そして、最後に「中川の方言集」として冊子にまとめましょう。